ふふ~んガエルのポペポペ米国株等投資&その他諸々日記

30代個人投資家ふふ~んガエルが、米国株を主体とした投資や、車、園芸、旅行、英語…その他趣味について徒然なるがままに気ままに更新するブログです。

ARCC・エイリスキャピタルが第1Q決算発表 配当維持(減配なし)

こんばんは、ふふ~んガエルです。
ふふんの投資銘柄のひとつである米国株エイリスキャピタル(ティッカー ARCC)が本日5月5日に第1クォーター決算を発表しました。
配当は一株0・4ドルと減配なしの据え置きです。
http://www.arescapitalcorp-ir.com/file/Index?KeyFile=403866963www.arescapitalcorp-ir.com

そもそもARCC、エイリスキャピタルとはどのような会社かというと、BDC(ビジネスデベロップメントカンパニー)という形態をとっており、利益の90%以上を投資家に分配することにより法人税等の税金が免除される(パススルー課税)という、REITと似たような形態の会社となっています。


事業内容は中堅企業等への投融資です。
社債を発行できないような会社や、銀行が融資を行わないような会社にも投融資を実施しているため、金融危機等の非常事態にはハイリスクな銘柄ではあります。

現にリーマンショックの際には株価が80%近く暴落しています。
またリーマンショックの際には配当金も18%減配となっています。



そんなエイリスキャピタルですが、今回のコロナショックの影響で直近高値の19ドル台から、一時は8ドル台まで暴落、現在は株価を戻しつつ、5月4日終了時点で12・41ドルとなっています。

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コロナの影響で減配とおもいきや、第1Qの配当金は維持。
現在の配当想定利回りは12・89%と脅威の超高配当となっております。


このまま株価も着実にもどし、第2Q以降も減配もなければ、四半期ごとに高配当をもたらしてくれる超優秀マネーマシンとなるのですが、果たしてそううまく行くか…というと、いささか危ういかもしれません。


コロナの影響が本格的にでてくるのは第2Q(4・5・6月分)以降なので、そのときにどうなることやら……ですね。

投融資先の中堅企業もコロナの影響を多大に受けているはずなので、さすがに第2Qでは多寡こそあれ減配するとふんでおいたほうがよいかと思います。


リーマンショックも乗り越え、S&P500をトータルリターンで上回る超高配当銘柄ですが、高リスクの銘柄であることは間違いないので、投資するにしてもポートフォリオの一部にとどめておくのが無難であると思います。

ちなみにSBI証券では取り扱いがないため、もし購入する場合は楽天証券マネックス証券等で購入する必要があります。



私は高配当銘柄が大好きなので、減配リスクを承知の上でARCCについては今後も少しずつ買い増ししていく予定ですが、第2Q決算発表時にはもしかしたら泣きガエルになっているかもしれませんね(笑)