おはようございます。ふふ~んガエルです。
皆様は、アーティチョークという野菜をご存知でしょうか?
海外の八百屋なんかでよくみる、写真中央のあやしい野菜です。
ちなみに、これはフランスのニースの朝市で撮影したものです、ヨーロッパの八百屋には結構な頻度でおいてあります。日本ではマイナーな野菜ですが、あちらではポピュラーなようです。
フランスの野菜売り場とかは、普通に写真とるだけでなんか無駄にカッコいい写真となるのでいいなーと思います。彩りとプライスボードのフランス語、ある程度の乱雑さなんかがいいんでしょうかね。。
さてアーティチョークです。
ふふ~んガエルは前々からこれを見かける度、食べてみたいなーとおもっていたのですが、海外旅行中に買うと調理が面倒くさそうだし、かといってなかなか国内で売っているのを見かけず、売っていても値段が高かったりするので購入することはありませんでした。
ところがつい先日、妻実家近くの産地直売場みたいなところで、安く売っているのを見かけたので、ついつい衝動買いしてみました。
お値段、なんと140円。安い!
スーパーなんかでは仮に置いてあっても割と高く、場合によっては1,000円以上することもあるみたいなので、それに比してかなりお買い得。どうやら地元の農家の人がつくったやつみたいでした。
なんかちょっと黒ずんでいますが、特に痛んでいるわけではなさそうです。
こういう品種なんでしょうね。
How to eat
さて、どうやって食べるのかというと、茹でてそのまま食べるのが一般的みたいです。
ネットで調べると、お酢やレモン汁を加えて茹でると、えぐみが消えてよいらしいです。
せっかくなので、両方ぶちこんで茹でてみます。
茹で時間は、20分から40分などと書いてあります。茹ですぎだろ…と思いましたが、そんなもんらしいです。割と堅いので、しっかり茹でないとダメみたいですね。
とりあえず間をとって、30分茹でてみることとしました。
出来上がりました。ちなみにゆでる前にこんなふうに先っぽの固い部分を切っとくといいみたいです。
忘れていたので、とりあえず茹でた後に切ってみました。
そして、まずはこんな感じでウロコのようなガクをぺりぺりはがしながら、付け根の白い部分を歯でこそぎとるように食べます。
溶かしバターをつけて食べるのも美味しい… などとの情報もありましたが、ふふ~んガエルの家にそんなシャレ・オツなものは似つかわしくないので、今回はそのまま頂きました。
(ちなみにマヨネーズつけるのも美味しいみたいです)
ぺりぺりとウロコのようなガクをはがしまくってると、最後にこんなんがでてきます。
この毛みたいなものは食べられないので、ひたすらむしりとります。
結構面倒くさいです。しかも散らばりやすいので要注意です。
本丸出現
最後にのこったこの部分、写真写りはお世辞にもよくないですが、ここがもっとも食べ応えがあります。
また、私が買ったものにはついていませんでしたが、茎の部分も美味しいようです。
しかし、本当に歩留まりの悪い野菜です。可食部の割合は20%ないような気がします。そして、大量のゴミがでます。
肝心の味は?
一言でいうと、可もなく不可もなく といった感じです。
サツマイモとブロッコリーの芯とエダマメを足して3で割って0.5を引いたような、不思議な味です。
思いのほかクセやえぐみはないので、食べ安い方かと思います。
全然マズくはないのですが、調理と可食部にたどり着くまでにちょいと手間がかかるうえ、食べてる最中もむしった毛のような部分で食卓等汚れやすいので、そう頻繁に買って食べたいものでもないというのが正直なところです。
(※ふふ~んガエルの食べたアーティチョークがそんなもんだったというだけで、実はすごく美味しいものもあるのかもしれません。)
アーティチョークを食べて思ったこと
人生、 何事も経験。
食べたことのない野菜を食べてみましたが、僅かながらまたひとつ人生の経験値があがった次第です。人生の様々な場面で積んだ経験はどこかできっと役に立つときが来るものです。
ということで、アーティチョークを調理して食べた…という経験も、いつか役立つときがくる………はずです(笑)
(なお、アーティチョークごときで何を大げさな という向きもあろうかと存じますが、その場合はご自身がまた食べたことのない、挑戦したことのないものに置き換えていただければ幸いです)
なにごともチャレンジしてみることが肝要。
食べ物に限らず、あえて自分の知らないもの、未知の分野に飛び込んでみると、新たな地平が開けることもあるかもしれませんね。
これからも、食べ物に限らず、人生において遭遇する様々な「アーティチョーク」達に積極的にチャレンジしていきたい。それが大切であると思います。。
今日もよい1日となりますように。
万事「ふふ~ん♪」と泰然に参りましょう。。