ふふ~んガエルのポペポペ米国株等投資&その他諸々日記

30代個人投資家ふふ~んガエルが、米国株を主体とした投資や、車、園芸、旅行、英語…その他趣味について徒然なるがままに気ままに更新するブログです。

米国高配当ETF、HDVから分配金受領。HDVの特徴と投資妙味

HDVとふふ~んガエル

おはようございます。ふふ~んガエルです。

なにやら米国株の買い付け可能残高が増えているなーとおもったら、6月22日付で米国高配当ETFのひとつであるHDVから分配金が振り込まれていました。

ふふ~んガエルはHDVを28株もっているため、税引き後で17.72ドルの分配金となりました。

「ふふ~ん♪」といいながら寝ていたとしても勝手に振り込まれる不労所得。ありがたい限りです。

 

 

HDVとはなんぞ

HDVは米国のブラックロック社が運用する高配当ETFで、正式名称はiシェアーズ・コア米国高配当株ETFといいます。

米国の財務優秀な高配当銘柄75社に分散投資をしています。
分配金利回りはおおよそ3.2%から4%あたりをウロチョロしている感じで、よく比較される同じく高配当ETFのVYMよりは高く、SPYDよりも低いといった利回りとなっています。

 

また、銘柄分散は75銘柄と、VYMの400銘柄に比して少な目となっています(それでも十分に分散されてはいますが)

 

経費率は0.08%と、VYM0.06%には負けますが、十分激安の部類です。

一年間100万円運用してもらっても、たったの800円です。

 

 

特徴としては2020年6月現在、エネルギーセクターの割合がわりと高いことです。

保有セクターは以下の通りです。[ブラックロック社ホームページより]

HDV保有セクター

2020年6月22日時点 HDV保有セクター



なお、個別株では、エクソンモービルとシェブロンの合計で16%近くとなっております。上位10銘柄はこんな感じです。

[ブラックロック社ホームページより]

HDV上位10銘柄

2020年6月22日 HDV上位10銘柄

 

HDV投資の留意点

 

組み入れセクター比率一位のヘルスケアは割と盤石な感じですが、今後、コロナウイルスの影響が長引き、組み入れセクター比率二位のエネルギーセクターが更に低迷した場合、同セクターの組み入れ比率の高いHDVもそれに誘引されるかたちで伸び悩んでしまう可能性はありえるので、その点に注意ですね。

 

ただ、逆に今後エネルギーセクターがイケイケドンドンになる時がくると思う という場合はHDVを今のうちにたくさん購入するのもありだと思います。

(もっとも、ブラックロック社が適宜銘柄リバランスをおこなっているので、エネルギー銘柄が今後のリバランスでHDVから消えていく可能性もなきにしもあらずですが)

 

 

いずれにせよ、情報通信やヘルスケア、公益、消費財等々も含め様々なセクターに分散されているため、暴落・リセッションに際しても無配転落やETFの価値が0になることはまず有り得ないので、長期でみれば安心して保有することができます。


「エクソンモービルとかシェブロンとか買ってみたいなー、でも減配&株価暴落したら参るなー」という方は、HDVを購入してしまえば株価一切見ずに気絶していたとしても、十数年後といった長期スパンでは幸せになれる可能性が濃厚です。

 

ちなみに、10,000ドルを10年間HDVに投資し、分配金も再投資したと仮定した場合の運用結果は以下のようになります。[ブラックロック社ホームページより]

HDV10年投資リザルト

今年のコロナショック等を踏まえても、10年間で2倍以上となっています。

これぞ長期投資という、素敵なグラフですね。

 

 

分配金利回りについては、VYMよりは若干高いですが、キャピタルゲインや安定性含めトータルでみると、個人的にはVYMに利があるかなと思うところではあります。

しかしながらHDVも十分に優良高配当ETFであると言えます。

ふふ~んガエルも今後も年に少しずつ買い集めていく方針です。

 

 

 

ただ、高配当株ETFに対し重ね重ね申し上げたいことは、投資期間をある程度長期でとれる場合、トータルリターンではS&P500等な投資する方が良好な成績を残せる可能性が高い。ということです。


それでも配当・分配金に心惹かれるという御方は、共に高配当ETFからの分配金を心待ちにしつつ、買い集めて参りましょう。

 

 

 

本日もよい1日になりますように。

万事「ふふ~ん♪」と泰然に参りましょう。。