ふふ~んガエルのポペポペ米国株等投資&その他諸々日記

30代個人投資家ふふ~んガエルが、米国株を主体とした投資や、車、園芸、旅行、英語…その他趣味について徒然なるがままに気ままに更新するブログです。

インテグラ(DC5タイプR)オイル交換・フィルター(エレメント)交換 DIY作業手順

DC5オイル交換

おはようございます、ふふ~んガエルです。

先日、久しぶりに実家に帰ったついでに、愛車インテグラ(DC5タイプR後期)のオイル交換&オイルフィルター(エレメント)交換をDIYで実施しました。


ふふ~んガエルはオイル交換を自分で行います。
昔は入れたい銘柄のオイルが量販店やディーラーで取り扱いなく、通販で購入したオイルをお店等に持ち込みで交換するとなった場合に割高の持ち込み料金を払うこととなるため、それがもったいないので自分でやっていました。

(もともと多少の車弄りの知識もありました)


ここ最近は、割とその辺でも売取り扱いのある銘柄のオイルを入れているのですが、それでも自分でやるスタンスは変わりません。

なんでわざわざ自分でやるかというと、以下の通りです。

 

 

 

 

自分でオイル交換するメリットとデメリット


1 何だかんだで店で買って交換よりも、通販でオイル購入→自分で交換の方が数千円単位で安上がりになる
2 技術的に自分でできる作業ならば、自分で時間をかけてやった方が安心できる。特に量販店はスタッフの技術力にバラつきがある場合もあるため、たかがオイル交換とはいえ不安もある。

3 クルマの下回りの確認や、抜いたオイルコンディションの確認がじっくりできる。

 といったところが理由です。

 


なお、逆にデメリットとしては、
1 何だかんだ準備と片づけに時間がかかる。
2 作業の不備等、何かあっても自己責任。
3 オイル等で汚れる(自分が汚れる&こぼしてしまえば駐車場も汚れる)
4 廃油やエレメントの処理も考えないといけない

 (※廃油等の処理は、自治体ごとの処理方針に従ってください)

ということがあげられます。

車弄りが好きであったり、自分でやることに思い入れがない場合は、お金を払ってやってもらうことをお勧めします。

 

DC5オイル交換手順

 

まずはフロアージャッキでジャッキアップします。

DC5のフロントジャッキアップポイントはこのへんです。

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フロントにあるゴムの整流板のすぐ後ろ、サブフレームにかけます。

 


ジャッキアップしたら、ウマをかけることを忘れずに。

ジャッキのみで作業するのは危険です!万一の際に潰れたカエルのようになりたくなければ必ずかけましょう。

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オイルを抜く

14ミリのメガネレンチでオイルパンのドレンボルトを左回し(半時計回し)にして取り外し、オイルを抜きます。

勢いよくでてくるので、オイル受けの容器で受けます。

DC5ドレンボルト


※事前にエンジンルームのオイルフィラーキャップを開けておくと、抜く時にそこから空気が入って抜けやすくなります
また、万一の際にオイルを抜いたはいいがオイルをいれるフィラーキャップがあかない!となると一大事になってしまいますので、最初にボンネットをあけオイルフィラーキャップをあけておくようにしましょう。

 

 

オイルフィルター(エレメント)交換

オイルフィルターも交換する場合は、以下の通りです。

エンジンオイル交換2回に1回はオイルフィルターも交換しましょう。

 

オイルフィルターをはずす場合、サブフレームとドライブシャフトの奥に手を突っ込んでフィルターレンチ等でオイルフィルターを取り外します。写真の箇所にあります。オイルパンの上やや右奥です。

かなり見えにくく、かつ作業しにくいところなので、気をつけましょう。

DCオイルフィルター

緑の丸で囲った箇所にあります。なかなかの設計です。慣れないと非常にやりにくいです。(右前タイヤを外して作業行う人もいるようです。見にくいですが外さなくてもできます。)


あと、オイルフィルターを外すとフィルターに残ったオイルがこぼれ落ち、サブフレームやドラシャあたりにオイルがかかる素敵な構造になっています。
写真のようにオイルがこぼれる箇所にあらかじめぼろ布なんかをまいとくと、最小限の汚れですみます。

 

 

今度は逆の手順で、オイルフィルターを取り付けます。右が使用後、左が使用前新品です。
取り付け前に、オイルフィルターのゴム部分にすこしエンジンオイルを指で塗って潤滑させ、取り付けの際にゴムがよじれないようにするとよいです。

オイルエレメント
締めつけすぎ、締めなさすぎに気をつけて下さい。

まずは手で締め付け、その後にオイルフィルターレンチで締めるようにします。

 

ドレンボルト締め付け

エンジンオイルが十分に抜けたら、お次はドレンボルトを締めます。

ワッシャーも忘れずに新品に交換しましょう。ワッシャーが潰れることでボルトがしっかり締まります。

 

ちなみに我がインテグラのドレンボルトはマグネットつきのものに交換してあります。オイル中の鉄粉をひきつけてくれます。今のところそんなにつきませんが

DC5オイルドレンしめつけ

ドレンボルトをはめるときは、手で締めれるところまでは手で締めて、後にレンチ等を使うようにしましょう。

 

仕上げにトルクレンチで規定のトルクで締め付けます。DC5タイプRの場合39N.mです。

dc5 39n.m ドレンボルトトルクレンチ

トルクレンチがない場合、緩すぎもそうですが、締め付けすぎにも気をつけましょう。アルミのオイルパンなので、気をつけないとねじ穴をなめてしまいます。
もしやってしまったらオイルパン交換コースです

 

 

 

 

 

 オイル注入

ジャッキをさげて、オイルをエンジンルームのオイルフィラーから入れます。

ジョウゴから入れる際、焦って一気にいれるとこぼれやすいので、ゆっくり入れましょう。
オイルは規定量を守りましょう。

ちなみにインテグラDC5タイプRは、オイルフィルターも交換した場合、4.7リッターとなります。

(なお、オイルフィルター交換なしの場合は、4.5リッター)

 


ただ、ジャッキアップして交換した場合、傾きの加減で沢山抜けるのか、レベルゲージで計りつつ入れてみると4.7リッターよりもう少し入る場合もあります。
オイルレベルゲージでも量を確認しつつ、適量をいれましょう。

 

 オイルレベルチェック・作業最終チェック

エンジンオイルをいれたら、漏れがないか最終チェックしましょう。

そして、オイルレベルゲージで再度オイル量を確認します。オイルがレベルゲージの目盛ハイとローの間にきているかチェックしましょう。

(写真はピンボケですが(笑))

 

最後にエンジンかけて下回りをもう一度みてみて、ドレンボルトやオイルフィルターからエンジンオイルが滴っていなければ完了です。
あとはお片付けして終了です。お疲れさまでした。

 

念のため、交換の翌日あたりも駐車場にオイル漏れのあとがついていないか確認しときましょう。

 

 

以上がDC5オイル交換手順となります。


…とまあ、自分でやるとなると何だかんだ準備から片づけまで含めると1時間以上コースとなったりします。
自分で作業したいという物好きでなければお店に任せて時間と安心をお金で買うのが懸命であると思います。

 

 

もしDIYで行う場合、作業は自己責任で、くれぐれも気をつけて行ってください。

不安な場合やクルマいじりの経験がない場合は、プロにおまかせするのが無難です。

 

 

定期的なオイル交換はカーメンテナンスの基本です。

オイル管理をしっかりおこなうことで、愛車を長く楽しむことができます。

我がインテグラは2020年6月時点で走行距離18万キロを優に超えていますが、オーバーホールなしでいまだエンジンは絶好調です。

これからも元気に走ってくれることを期待します。

 

 

 

以上、オイル交換DIYの備忘録でした。