ふふ~んガエルのポペポペ米国株等投資&その他諸々日記

30代個人投資家ふふ~んガエルが、米国株を主体とした投資や、車、園芸、旅行、英語…その他趣味について徒然なるがままに気ままに更新するブログです。

【超高配当・高リスク】エイリス・キャピタル(ARCC)を淡々と拾うカエル 今後の運命は…

こんばんは、ふふ~んガエルです。 

個人投資家の皆様の中には、コロナショックの渦中で様々な株を購入している方が多いこととおもいますが、ふふ~んガエルもせっせせっせと米国株を中心として色んな銘柄を買い集めました。

 

 

ロイヤルダッチシェルのように、「ただでさえ高配当なのに原油安の影響の株価値下がりで超高配当化。これはさらに追加で買ってもいいのではないか。」…と安直に考えて買ったら大減配で悲惨なことになったものもありますが、おおよそ色々な銘柄を安く買えてよかったなーとおもっております。

ただ、これからコロナショック二番底三番底が来ることも全然あり得る話なので、安く買えたと喜ぶのは時期尚早といったところかもしれませんが……。

 

 

 今回のコロナショック前後では、今までもっていた銘柄に加えて、ティッカーコードARCC、禁断の高配当株こと、エイリスキャピタルをそれなりに買ってみました。

 

ふふ~んガエル、エイリスキャピタルARCC買付の状況

ARCCこと、エイリスキャピタルはちょびちょびとタイミングをずらしつつ購入し、3月から5月にかけ、気づけば25万円以上投入してしまいました。

値上がりには期待していなかったのですが、グングンとコロナショック前を目指し値が戻り、いつの間にか割と利益が乗った形となっています。

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ふふ~んガエルの保有状況としては、現在186株保有。平均取得価格は12.93ドル

年間配当金はもしも減配がなければ一株1.6ドル

すなわち186株で297.6ドル

ということで、ふふ~んガエルの取得価額に対する想定利回りは12.35%となっております。

 

なお、6月1日時点の現在株価に対する想定年間利回りはというと

一株年間配当1.6ドル÷株価15.17ドル×100=10.54%となっております。

(※あくまで減配なしの場合の利回りです)

 

 

直近6月1日現在の株価は15.17ドルです。

なんだかんだ結構戻ってきてます。一時一桁台まで下がったので、その際に沢山買えた人はラッキーでしたね。

 

 

エイリスキャピタル ARCCとは?

そもそもエイリスキャピタルはどんな会社かというと、米国でBDC(ビジネスデベロップメントカンパニー)という形態をとっている金融会社で、利益の90%以上を投資家に分配することにより法人税等の税金が免除される(パススルー課税)、税務上の取扱いとしてはREITと似たような形態の会社となっています。


事業内容は中堅企業等への投融資です。
社債を発行できないような会社や、銀行が融資を行わないような会社にも投融資を実施しているため、金融危機等の非常事態にはハイリスクな銘柄ではあります。

現にリーマンショックの際には株価が80%近く暴落しています。
また配当もリーマンショックの際には18%減配となっています。

 

超高配当銘柄ですが、リスクは高く、安心してずっと持っていられるといった類の株ではないかもしれませんね。

 

また、キャピタルゲイン(値上がり)も平時は基本的にはそんなに期待できないので、保有はあくまでポートフォリオの一部におさえ、配当金を享受することを目的とする銘柄とおもいます。

 

リスクを承知で年間受け取り配当金を増やしたい人が持つ銘柄で、万人にオススメできる銘柄ではないですね。

 

今後の株価と減配の可能性は?

7月配当金は減配なしを発表しておりますが、コロナショックの影響がもろに出てくる2Qでは、減配は避けられないと個人的には思っております。

ただし、ここで仮に半分になっても5%台ということで、比較的には十分高配当の部類に入るといえば入るかもしれませんね。

 

リーマンショックでは思いのほか減配幅が小さく、18%減配でしたが、今回はどうかわかりません。

実体経済に与える影響はリーマンショック以上といわれるコロナショックゆえ、エイリスキャピタルも融資先からの返済が滞り超絶減配となるパターンも十分想定されます。

 

ただ、利益の90%以上を株主還元することで法人税を免除されているというパススルー課税のBDCの性質上、無配当となる可能性は少ない思います。

無配当となるとき、それはきっとエイリスキャピタルが倒産に瀕するときですね……

 

リーマンショックですら乗り切ったARCC、コロナショックを乗り切れれば、株価もきっと以前の水準まで戻し、リスクこそ常にあれども、優秀なマネーマシンとなること請け合いです。

 

いずれにしろ、もしも投資するのであればなくなってもいいと思える範囲で、ポートフォリオの一部にとどめて投資することが肝要であると思います。

 

 

もしも買うならSBI証券以外で

ARCCをもし買うなら、SBI証券では残念ながら現時点での取り扱いなしということで、楽天証券やマネックス証券等で購入する必要があります。

ふふ~んガエルはSBI証券がメインなのですが、かねてよりARCCに投資がしたかったので、今年楽天証券にも口座開設しました。

 

なお、SBI証券がHPで発表している公式見解としては…

日頃よりお客さまから銘柄追加リクエストをいただいております、「米国株式エイリスキャピタル(ARCC)」につきまして、採用可否を検討させていただいた結果、当社では同社のBusiness Development Company(BDC)という法人形態は、外国投資法人に該当する可能性があると判断いたしました。これに加えまして、外国投資法人の取扱い時に、日本国内で必要とされる「外国投資法人に関する届出」の提出が当社では確認できていないことから、現時点での取扱いはできかねる旨の判断をいたしましたのでお知らせいたします。

 

…ということなのでARCC取り扱いはできないそうです。

ふふ~んガエルなんかは、「で、それが提出されてないとなんなの?」ってついつい思ってしまいましたが、そういうことのようです。

 

他の証券会社では取り扱っている上、取り扱い要望も多いみたいなので、今後SBIでも取り扱いがされる可能性もゼロではないかも知れませんが、暫くは厳しそうですね。

SBI証券メインで資産運用をしていて、ARCC買いたいという御仁は、他証券会社にサクッと口座をつくるのが賢明であると思います。

 

 

 

いずれにしろ、ARCCは万人向けの銘柄でない超高配当銘柄という位置付けになると考えます。

私も、もし知り合いから「ARCC買いたいんだけど」と相談を受けたら、一旦はS&P500連動ETFやVTIなどの、長期的にみればまず間違いのない投資先をオススメします。

投資をするのであれば、呉々も自己責任で慎重になさってください。。

 

 

リスクを承知で高配当に飛びついたふふ~んガエルも、もしかしたら今から半年後には泣きガエルになっているかもしれません(笑)

 

ARCCが無事コロナショックを乗り切り、頼もしいマネーマシンとなれば「ふふ~ん♪」

大減配、あるいは万一倒産となってしまっても「ふふ~ん♪」

そういった心持ちで、泰然と投資を行っていきたいと思います。。